「あなたの爪にも異常があるかも!?爪の疾患と症状を解説!」

あなたの爪に異常はありませんか?

 

爪が変形したり変色したりしている場合は、なにかしらの疾患を患っているかもしれません。

もしかしたら、他人にも感染したり、強い痛みによって歩けなくなったりする可能性もあります。

この記事では爪の疾患と症状にスポットをあててお伝えするので、あなたの爪にはお伝えするような異常がないかを確認してみましょう。

 

爪の疾患って何がある?

爪の疾患には、巻き爪から腫瘍までさまざまな種類があります。

その中でも代表的な疾患は、以下の通りです。

・巻き爪

・陥入爪

・爪囲炎

・爪白癬

・鉤わん爪

・貧血

・糖尿病

・外傷

・爪の腫瘍

この章では、それぞれどのような疾患で、爪にどのような症状が出るのかをお伝えしていきます。

もし、お伝えする症状に似通った異常があるのであれば、できる限り早く病院で適切な治療を受けましょう。

 

巻き爪

巻き爪とは、爪がカール状に変形していく症状のことです。

深爪や足への衝撃が原因で巻き爪になると考えられています。

巻き爪の初期症状は、爪が指に食い込んだり丸まったりと痛みを感じることがほとんどありません。

しかし、症状が悪化していくと歩くことすら困難になるほどの強い痛みを感じるようになります。

悪化すればするほど症状を改善させるには時間を要する傾向にあるので、爪に異常を感じたら病院で診察を受けるようにしてください。

 

陥入爪

陥入爪とは、爪の端が指に刺さる症状のことです。

深爪をすることで陥入爪になり、爪が伸びるにつれてどんどん指に突き刺さります。

非常に強い痛みを感じ、歩くだけで出血することもあります。

爪が変形して陥入爪になっている場合は爪を切っても再び陥入爪になってしまうので、適切な処置を受けて爪の正常な形に戻さなければいけません。

陥入爪を放置していると爪囲炎が併発する可能性があるので、早めに病院で適切な処置を受けるようにしましょう。

 

爪囲炎

爪囲炎とは、爪の周辺が赤く腫れたり、膿が出たりする疾患です。

皮膚に存在する常在菌による感染が主な原因で、陥入爪から併発することもあります。

指の深部で爪囲炎が発症すると指を切断する必要があるほどの重症になるケースもあるので、爪囲炎の症状が出ているのであれば病院を受診するようにしましょう。

マニキュアを頻繁に使っていたり、水仕事が多かったりすると爪囲炎になりやすいです。

菌に感染しないように、手を常に清潔にして乾燥するように心がけましょう。

 

爪白癬

爪白癬とは、爪と皮膚の間に爪白菌が巣くう疾患です。

俗に爪水虫とも呼ばれていて、他人に移る可能性もあるので靴の貸し借りをしないように注意が必要してください。

爪白癬になると、爪の光沢が欠如したり、爪の色が白濁したりします。

爪が脆くなりぼろぼろと欠けることもあるので、気づきやすい疾患のひとつといえそうです。

爪白癬の治療は外用剤や内服薬を用います。

半年ほどの治療期間を要するので、早く完治させるためにも症状に気づき次第治療を開始しましょう。

 

鉤わん爪

鉤わん爪とは、爪甲が分厚くなったり、爪が褐色になったりする疾患です。

症状のほとんどは足の親指で見られ、爪きりでは切れなくなるほど爪が硬くなり、次第に痛みが強くなります。

爪の表面に数本の横筋が現れるので、見分けやすい症状です。

鉤わん爪になる原因は、足先への過度な負担だと考えられています。

親指に強い衝撃を与えたり深爪をしたりした場合、鉤わん爪になる可能性があるので十分に注意してください。

 

貧血

貧血とは、体内の鉄が不足して必要な量の血を作れなくなる症状です。

大量の出血や食事の栄養バランスが悪いと貧血になり、立ちくらみや動悸などの症状があらわれます。

また、貧血になると爪がでこぼこしたり、スプーンのように反り返ったりするなど、爪にも症状があらわれることがあります。

もし爪にこのような症状が現れたら、食生活の見直しをするとよいかもしれません。

 

糖尿病

糖尿病とは、インスリンの分泌が低下したことで血糖値が慢性的に高くなる疾患です。

栄養バランスが悪い食生活、遺伝や運動不足などが原因で糖尿病になると考えられています。

爪が白濁したり、痛みもなく爪が剥がれたりする症状があらわれる場合が多いです。

上記の症状がある場合は糖尿病の可能性もあるので、病院で診察を受けるようにしてください。

糖尿病になると足の痛覚が鈍くなり、爪きりで指を傷つけたり巻き爪や陥入爪に気付かなかったりして、重度の爪囲炎になるケースがあります。

指を切断するほど症状を悪化させないためにも、糖尿病になったら足の症状を小まめに確認する必要があるでしょう。

 

外傷

指をドアで挟むような外傷を負った場合、爪にも症状があらわれることがあります。

たとえば、爪が膨れ上がったり、爪の色が紫色に変わったりする症状が挙げられるでしょう。

出血量が多いと爪が剥がれることもありますが、骨折を伴う外傷ではないのなら経過観察をすることをおすすめします。

しかし、痛みが強すぎる場合は骨折が考えられるので、病院で検査してもらいましょう。

 

爪の腫瘍

爪にも腫瘍ができることがあります。

病名はグロムス腫瘍といい、医者でも知らないことがあるほど稀な疾患です。

グロムス腫瘍になると爪に強い痛みを感じるようになります。

また、寒暖差が影響する痛みも生じるため、症状が悪化すると日常生活に支障がでるでしょう。

グロムス腫瘍であることを確認するには専門医によるMRI検査が必要で、グロムス腫瘍が見つかった場合は手術を行います。

10日ほどの入院が必要ですが、きっちり摘出すれば再発の可能性は低いです。

指に強い痛みを感じるのに病院にいっても症状が分からない場合は、グロムス腫瘍の治療を行える専門医がいる病院で診察を受けてみてはいかがでしょうか。

 

爪が疾患を予防するための対策は?

先ほどは、爪の疾患と症状をお伝えしました。

この章では、それらの疾患を予防するための代表的な対策を紹介していきます。

爪の疾患を予防するための代表的な対策には、以下の行為があります。

・深爪をしない

・足のサイズに適した靴を選ぶ

・爪を清潔にして乾燥させる

・爪のケアを怠らない

ひとつずつどのような対策なのかをお伝えするので、健康的な爪を維持するようにしましょう。

 

深爪しない

深爪とは、指先よりも爪先が短い状態のことを指します。

深爪を繰り返してしまうと、巻き爪や陥入爪などの原因になるので注意してください。

爪を切るタイミングは爪先が指先よりも1mmほど伸びたときなので、10日に1回のペースで爪を切ることをおすすめします。

清潔さから爪を深爪にする人が多いですが、深爪は百害あって一利なしなので、せめて足の指だけでも深爪にしないようにしましょう。

 

足のサイズに適した靴を選ぶ

足のサイズに適した靴を選ぶことで、足への衝撃を緩和することができます。

反対に足のサイズに適していない靴を選ぶと、巻き爪や足の形が歪む原因になりかねません。

靴を選ぶときは足への負担靴を選ぶとともに、サイズが適した靴を選ぶようにしてください。

 

爪を清潔にして乾燥させる

爪を清潔にしてい乾燥させないと、菌が繁殖してしまいます。

その結果、爪囲炎や爪白癬などの感染症になる恐れがあるので気をつけてください。

特に長時間靴や靴下を履くことは、足の菌を増殖することにつながります。

定期的に靴や靴下を脱いで足を乾燥させる時間を確保することが理想です。

 

まとめ

爪にはさまざまな疾患が存在し、疾患により爪が変形したり変色したりします。

悪化すると痛みにより歩行が困難になり、最悪の場合は指を切断しなければいけません。

初期症状のころから早期に治療を始めることで、症状の悪化を食い止め改善することが可能です。

爪の変化に気付くためにも、定期的に爪のケアを行って爪の状態を確認することをおすすめします。

 

 

 

 

 

 


2018年5月に群馬県邑楽郡大泉町に美容室・ネイルサロンをオープンして以来、大泉町に限らず太田市、館林市、伊勢崎市、足利市、佐野市、熊谷市など遠方からのお客様も多数ご来店頂いております。

気兼ねなくご相談、ご連絡頂ければ幸いです。

心よりお待ちしてます。

 

 

 

 

Tribute Hair & Nail

田中祐樹 美容師

鈴木綾香 ネイリスト

群馬県邑楽郡大泉町仙石1-16-5

Hair 営業時間


平日 10:00~20:00

土日祝 9:00~19:00

定休日 火曜+不定休

Nail・巻き爪ケア 営業時間

平日 10:00~17:00

9:00~17:00

定休日 火曜、日祝+不定休

当日予約・お急ぎの方→ 0276-57-6570

事前予約・ご相談(LINE@)→ @Kym2371a