「きれいな爪に憧れる」
「きれいな爪を維持したい」
あなたは、爪の正しい保湿方法を知っていますか？
正しい保湿方法で爪を保湿しないと、たとえ爪を保湿する習慣があったとしても、おばあちゃんのような爪になってしまうかもしれません。
爪をきれいにしたり、若さを維持したりするのであれば、爪の保湿が欠かせないのです。
この記事では、爪の正しい保湿方法にスポットを当ててお伝えしていきます。
3つの保湿方法を紹介しているので、あなたに適した保湿方法を選びましょう。
正しい爪の保湿方法
正しい保湿方法で保湿しないと、保湿効果が半減してしまいます。
きれいな爪を維持するためにも、これから紹介する保湿方法を実践してみてください。
この章では以下の代表的な保湿の方法を紹介していきます。
あなたに適した保湿方法を選び、正しく保湿をしていきましょう。
ネイルオイルでの保湿方法
ネイルオイルとは、爪の甘皮（付け根）部分を保湿するための美容アイテムです。
保湿クリームとは異なり爪専用に作られているので、より高い効果が期待できます。
爪専用の美容液と考えると、理解しやすいかもしれません。
ネイルオイルでの保湿は、以下の手順で行いましょう。
1.手を洗って清潔にする
清潔な状態でネイルオイルを使わないと、ネイル効果によってられる保湿効果が半減してしまうため、清潔な手にネイルオイルを塗るようにしましょう。
手を洗ったら爪だけではなく手も乾燥するので、手の保湿も忘れないようにしてください。
2.手を乾かしたら、ネイルオイルを爪の甘皮部分に塗る
ネイルオイルを塗るときは、手が乾燥した状態で塗るようにしましょう。
ネイルオイルを最初に塗る場所は、爪の甘皮（付け根）部分です。
爪の甘皮は爪の部位で最も乾燥しやすいので、入念に塗ってあげてください。
3.ネイルオイルを指の両端（爪と皮膚の隙間）と爪の先端を塗る
指の両端と先端も乾燥しやすいため、しっかりとネイルオイルを塗っていきましょう。
ネイルとは異なり、皮膚についても問題ないので、塗り忘れがないようにしてください。
4.ネイルオイルを全体に塗りこむように、手を使ってマッサージする
次は手を使って爪をマッサージします。
ネイルオイルが爪全体に馴染むように、指先に向かってマッサージをしてください。
やさしくマッサージをすることで、指先の血行状態をよくすることができます。
この4つの工程をすべての爪に行っても3分ほどで完了します。
ネイルオイルにはマニキュアタイプやスティックタイプなどの種類がありますが、どの種類のネイルオイルでも保湿方法は変わりません。
ネイルをしてある爪にも使えるため、リップクリームを塗る感覚で定期的にネイルオイルを使って爪を保湿してあげましょう。
保護クリームでの保湿方法
保護クリームを使っても、爪を保湿することができます。
手全体も一緒に保湿できるので、時間と手間の短縮にもつながるでしょう。
保護クリームで爪を保湿する場合は、以下の手順を踏んでみてください。
1.手を洗って清潔にする
保護クリームを塗る場合も、手を清潔にしてあげましょう。
手を洗ったら乾燥しないうちに、保護クリームをつけるようにしてください。
2.手のひらで保護クリームを馴染ませる
まずは手のひらで保護クリームを馴染ませます。
保護クリームは温度が高くなると、伸びやすくて塗りやすくなるので、しっかりと手のひらで保護クリームを馴染ませてください。
3.保護クリームが塗りやすくなったら、爪の先まで塗る
保護クリームが塗りやすくなったら、爪の甘皮部分から先端部分まで塗っていきましょう。
爪の生え際は塗り忘れやすいので、気をつけてください。
4.爪と皮膚の隙間にも保護クリームを塗る
爪の両端にも保湿クリームを塗っていきます。
クリームが手に馴染んでいる状態ではないと、爪と皮膚の隙間に入りにくいので注意してください。
爪の甘皮部分から先端部分にかけて、ひとつずつ丁寧に塗ってあげましょう。
5.爪全体に保護クリームを馴染ませる
爪全体に保護クリームを馴染ませていきます。
マッサージをするようにやさしく爪に保護クリームを馴染ませましょう。
あまりにも強い衝撃を与えると爪が変形する恐れがあるので、かならずやさしく保護クリームで爪をマッサージしてください。
保護クリームを使った保湿方法は、1分ほどで完了します。
手全体も一緒に保湿することができるため、1日に数回を行う手の保湿をするときに爪も保湿してあげましょう。
パラフィンバスでの保湿方法
パラフィンバスとは、保湿成分があるロウを溶かして手全体を保湿するための機械です。
パラフィンバスを使った保湿方法をパラフィンパックと呼び、爪の保湿にも効果があります。
パラフィンパックはプロが使うイメージがある人も少なくないでしょうが、以下の道具をそろえれば自宅でも使うことが可能です。
・パラフィンバス
・保湿のために使うラップ（ビニールでも可）
・パラフィンバス専用ミトン（タオルでも可）
・パラフィンワックス
以上の道具をそろえることで、保湿成分があるロウを手全体に塗ることができます。
パラフィンワックスにはアロマの香りがする種類もあるので、いろいろな種類をお試しください。
パラフィンパックの方法は、以下の通りです。
1.手を洗って清潔にする
パラフィンパックを行う場合も、手を清潔にしてください。
手に汚れがついていると、パラフィンによる保湿効果が半減してしまいます。
2.手全体に保湿剤を塗る
手全体にマッサージをするようにやさしく保湿剤を塗っていきます。
このとき手の状態を確認して、手に傷や湿疹などのトラブルがあるのかを確認してください。
手に肌トラブルがあった場合は、パラフィンバスの使用をやめましょう。
また、手の乾燥がひどい場合はローションで保湿することをおすすめします。
ローションでも保湿することで、パラフィンバスでの効果をさらに高めることが可能です。
3.パラフィンバス器に手を入れる
保湿材を塗り終わったら、指先からゆっくりとパラフィンバス器に手を入れてください。
指同士がくっついてしまうと、指の付け根への効果が薄まります。
パーの状態でパラフィンバスに手を入れて、指と指がくっつかないようにしましょう。
また、液体が衣服に付着しないようにしてください。
液体が衣服についてしまうと、クリーニングに出してもきれいにすることができません。
パラフィンバス器に手を入れる瞬間と出す瞬間は、特に液体が飛び散りやすいので気をつけましょう。
4.慎重に手を引き上げる
液体が飛び散らないように、パラフィンバス器から慎重に手を引き出してください。
5.もう一度4と5を繰り返す
もう一度パラフィンバス器に手の出し入れを行ってください。
6.ラップで覆う
パラフィンバス器に手を2回出し入れしたら、ラップで手を覆います。
ラップはビニールでも可能なので、実施しやすいほうを選択してください。
7.ミトンで包み込む
ラップを覆った手を専用ミトンで包み込みます。
専用ミトンを持っていない場合はタオルでもよいのですが、タオルを使う場合はしっかりと手全体を覆うようにしてあげましょう。
8.手から外す
15分ほどしたら、手からミトンとラップを外しましょう。
ラップを外す前に手をマッサージをするように揉むと、パラフィンパックの効果が高まります。
9.油分を拭き取る
ロウによって手が油っぽく感じるかもしれません。
もし、油っぽさが気になるのでしたら、タオルを使って手を拭くとよいでしょう。
ホットタオルは電子レンジを使うと簡単にできるので、お試しください。
これでパラフィンパックによる手と爪の保湿は終了です。
パラフィンパックを行うには、30分ほどの時間を要するでしょう。
週1～2度のペースで爪だけではなく手全体のケアをすることが可能ですが、パラフィンパックと同時に保護クリームやネイルオイルを実施するとさらに爪のケアが捗ります。
しかし初期費用が高くなりがちなので、まずは美容サロンのような施設でパラフィンパックを試してみるとよいかもしれません。
爪の保湿はなぜ必要？
きれいな爪を手に入れたいのであれば、爪の保湿は欠かせません。
爪の保湿を怠ると、以下のようなデメリットがあるためです。
・爪に縦や横に筋が入る
・ささくれできたり、爪が欠けたりする
・ネイルが剥がれやすくなる
爪を保湿しないと、おばあちゃんのようなしわしわな爪になってしまいます。
少しでも長く今のきれいな爪を維持したいのであれば、爪を保湿するしかありません。
また、爪が薄くて柔らかかったり、乾燥しがちだったりする場合は、爪が欠けたりささくれになったりするでしょう。
そういった体質の人は爪を保湿することで症状が改善するので、ぜひともお試しください。
まとめ
爪を保湿することで、健康的できれいな爪を作り上げることができます。
爪の保湿だけではなく爪の正しい切り方を覚えることで、より美しい爪を手に入れることができるでしょう。
しかし、正しい方法で爪を保湿しないと、保湿効果が半減してしまいます。
歳を重ねてもきれいな爪を維持するためにも、正しい方法で爪を保湿するようにしてください。
2018年5月に群馬県邑楽郡大泉町に美容室・ネイルサロンをオープンして以来、大泉町に限らず太田市、館林市、伊勢崎市、足利市、佐野市、熊谷市など遠方からのお客様も多数ご来店頂いております。
気兼ねなくご相談、ご連絡頂ければ幸いです。
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田中祐樹 美容師
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