鏡にうつった自分の頭に白髪を発見してしまい、少し落ち込んでいませんか?
白髪の発生年齢は35歳前後と言われており、一般的にこのあたりの年齢から白髪の悩みが多くなってきます。
この記事では、白髪に対するお悩みを解決するため以下のことについてお伝えします。
この記事を読むと、白髪のメカニズムや今日からできる白髪予防・改善方法を学べますし、白髪との付き合いかたにも役立てると思います。
わかりやすくまとめたので、ぜひご活用ください。
白髪を見つけたらどの対処法が適している?
白髪を見つけた場合の対処法は以下の方法です。
・白髪を染める
・白髪を抜く
それぞれについて詳しく説明していきます。
正しい対処法は白髪を染めること
正しい白髪への対処法は、染めることです。
ただし、市販の白髪を染めるときには以下のような注意点があります。
・髪の土台である頭皮へのダメージを考慮する
・成分を確認して、面倒でもパッチテストを行う
白髪染めは白くなってしまった髪を染めるために、強い成分を使用している商品が多くあります。
強い成分によって、使用中に頭皮が痛くなってしまったり、髪がパサパサしたりとったトラブルも考えられますよね。
加えて、失敗した場合に適切な対処も困難でしょう。
髪や頭皮のダメージを少なくしキレイに染めたいとお考えなら、やはり美容院での白髪染めがおすすめです。
間違った対処法は白髪を抜くこと
一方で、間違った対処法は白髪を抜くことです。
白髪を抜くことで生じるリスクは以下のようなものがあります。
・毛根を傷つけてしまうため、脱毛の原因になる。
・かえって目立つ
髪の毛は1つの毛穴から複数本生えています。抜くときの刺激で周りの髪の毛への影響は大きく、脱毛や雑菌が入ることによる皮膚炎などのリスクがあります。
抜いたあとも、同じ毛穴から再び白髪が生えることがほとんど。
1ヶ月後には、短髪がピンピンと立ってしまい、かえって目立つといった状態になってしまいます。
そもそも白髪になる原因とは?
白髪への理解を深め、原因を知るため、以下について説明します。
・白髪になるメカニズム
・白髪になる原因
ひとつずつ説明していきますね。
白髪になるメカニズム
黒い髪が白髪になるメカニズムついて解説していきます。髪が生えている毛穴は複雑なつくりで、毛根部にある立毛筋の近くには「バルジ領域」という場所があります。
このバルジ領域の毛包幹細胞と色素幹細胞が正しく機能して黒い髪を作り出しているのです。これら毛包幹細胞で毛母・色素幹細胞でメラニンを形成しています。このメラニンが、発生当初は白い髪の毛を黒くしています。
つまり、白髪はメラニンが色素を何らかの原因によって受け入れられない状態なのです。
白髪になる原因
髪の毛がメラニンを受け入れられなくなってしまう原因は以下のようなものが考えられます。
・遺伝
・ストレス
・加齢
・コリネバクテリウム
遺伝は白髪の原因になるのか化学的に解明せれていません。
ただ、家系的に白髪になりやすい・なりにくい人は遺伝的な要素が作用していると言われており、実際に遺伝が原因で白髪になるケースも多いようです。
ストレスは、自律神経の乱れを引き起こし、血行不良を起こします。
血行不良を起こすと、栄養分が毛母細胞に行き届かなくなるため、毛母細胞内のメラニンの働きが衰えてしまいます。
加えて、多くの白髪の原因は加齢によって生じますが、他の要素があるかないかなども関係してくるので非常に個人差があるといえます。
また、頭皮が赤いと白髪になり易い傾向もあるので、馬鹿にはできません。
頭皮の赤みは、頭皮の常在菌であるコリネバクテリウムの割合が多いと研究結果で出ています。
白髪を予防・改善する方法とは?
白髪を予防・改善する方法はいくつかあり、ここでは以下について説明します。
・頭皮環境
・生活習慣
・食生活
詳しく説明していきます。
頭皮環境を整える
頭皮環境を整えるには、丁寧なブラッシングやマッサージが有効です。
白髪予防には血行を良くすることが必要ですが頭皮は筋肉がないので、自分で動かすことができません。
マッサージは血行を促進して、髪の毛に必要な栄養を届きやすくする効果があります。
湯船に浸かりながらマッサージをするのも効果的ですね。
白髪予防として、スカルプローションや育毛剤の投入などを取り入れるのもいいでしょう。
食生活を整える
白髪予防には食生活を整えることも必要です。
白髪予防に有効な栄養素は以下の通りです。
・タンパク質
・ビタミンC
・ビタミンB
・ビタミンE
・銅
・亜鉛
これらの栄養素が白髪対策に効果があると言われています。
特にタンパク質は髪にとって必要な栄養素ですので、その他の栄養素と合わせてバランス良く摂取できるように心がけましょう。
バランスのよい食事で体の内部から白髪対策は大切です。
生活週間を整える
白髪対策として意識して取り組みたい生活習慣は以下のものです。
・有酸素運動
・睡眠不足の解消
・炭水化物や塩分などを控える
まず意識して取り入れたいのは、有酸素運動です。運動は、肺から取り込んだ酸素を全身に巡らせ、毛細血管を活発にします。
毛細血管が活発になると、酸素と栄養素・老廃物の運搬が円滑になり、頭皮にも血液が回るようになります。
運動が難しい場合、ラジオ体操や軽いジョギングなどでも有酸素運動が行われるので、積極的に生活に取り入れてみましょう。
睡眠不足も白髪の大敵です。
髪を作る毛包幹細胞と色素幹細胞も新陳代謝によって新しい細胞に生まれ変わります。細胞の生まれ変わりは、ゴールデンタイムと呼ばれる22時から2時の間に、活発に行われると言われています。
質の良い睡眠が毛包幹細胞の成長を促し、色素幹細胞からメラニンが生成さるので、白髪予防としても有効なのです。
白髪の予防や改善を考えると、食事にも気をつけるべきでしょう。
炭水化物や塩分を少なくして、ラーメンといった食事は控えめにしておきたいところです。
自分で白髪を染めるときの注意点
自分で白髪を染めるときに注意したいのは以下のようなことです。
・白髪染めの種類や特徴を知っておく
・染め方を間違えると美容師を困らせる
ひとつずつ解説していきます。
白髪染めには種類がある
白髪染めには以下などの種類がありますので、知っておきましょう。
ヘアカラー
ヘアカラーの特徴は、色持ちが良くしっかり染まること。
効果も約2~3ヶ月持続し、カラーのバリエーションも豊富です。
ただし、髪への負担があり、体質によっては肌が荒れることもあります。
ヘアマニキュア
ヘアカラーの特徴は、髪や頭皮への負担えを抑えて白髪を一度に染められること。
効果は3週間程度で、髪にツヤを与えてくれます。
ただし、色落ちや色移りしてしまうことがあります。
カラートリートメント
カラートリートメントの特徴は、お風呂で手軽に白髪を染めができることです。
髪や頭皮への負担がなく、徐々に白髪が染まるので自然な仕上がりになります。
ただし、地肌汚れがやや落ちにくく、色持ちが悪いので注意が必要です。
一時着色料
一時着色料の特徴は、すぐに目立つ白髪だけ手軽に隠せることです。
髪を洗い流す手間がなく、持ち運びも便利なので外出でも使いやすいです。
ただし、雨や汗が原因で、衣類や帽子などに色移りしてしまうことがあります。
染め方を間違えると美容師を困らせる
間違った方法でのホームカラーは、美容院での仕上がりにも影響してしまいます。
間違えないためのポイントは以下の通りです。
・今の髪色よりも暗すぎる色で染めない
・染めるのは、白髪が伸びてきた部分のみ
・指定の放置時間を守る
・染めたあとは、補修効果のあるトリートメントでダメージケアを欠かさない
・どんなホームカラーを使ったか美容師に伝える
市販のホームカラーでは美容室で行うような細かい調整が難しいので、このような間違った染め方をしてしまうことも。
美容院では、顧客に合わせたカラー剤を選択するといったような髪へのダメージを最小限に抑えるようなカラーを行います。
ホームカラーはあくまでも応急処置のような使い方をし、全体的に白髪を染めるときは美容室に行ってプロに染めてもらうのがいいですね。
まとめ
白髪への対処・予防法は大きく分けて以下の2つです。
・美容院で染めてもらう
・生活習慣や頭皮環境を見直す
上記の効果的な対策をひとつでもいいので、まず実行してみましょう。
白髪が発生した場合、ホームカラーは白髪染めが安くできるので便利です。
とはいえ、失敗してしまうこともあるので、美容院で染めてもらう場合の注意点などを参考に美容院でしっかりキレイに染めてもらうといいかもしれませんね。
2018年5月に群馬県邑楽郡大泉町に美容室・ネイルサロンをオープンして以来、大泉町に限らず太田市、館林市、伊勢崎市、足利市、佐野市、熊谷市など遠方からのお客様も多数ご来店頂いております。
気兼ねなくご相談、ご連絡頂ければ幸いです。
心よりお待ちしてます。
Tribute Hair & Nail
田中祐樹 美容師
鈴木綾香 ネイリスト
Hair 営業時間
平日 10:00~20:00
土日祝 9:00~19:00
定休日 火曜+不定休
Nail・巻き爪ケア 営業時間
平日 10:00~17:00
定休日 火曜、日祝+不定休
当日予約・お急ぎの方→ 0276-57-6570
事前予約・ご相談(LINE@)→ @Kym2371a