「足の指が痛いときがある」
「最近爪の形が変わってきたかも」
あなたの爪は変形してきていませんか?
代表的な爪のトラブルが巻き爪と陥入爪です。
どちらも似たような症状で、多くの日本人を悩ませています。
この記事でお伝えする内容は、巻き爪と陥入爪の違いです。
それぞれの違いや原因を把握して、巻き爪や陥入爪を予防しましょう。
巻き爪と陥入爪の違いとは?
巻き爪と陥入爪は、爪が変形してしまう症状のことです。
巻き爪かと考えて病院を受診したら陥入爪だったということがよくあるため、巻き爪と陥入爪の違いを知ることは重要かもしれません。
この章では、巻き爪と陥入爪の違いを分かりやすくお伝えしていきます。
爪に違和感を感じるのであれば、早めに病院で診察を受けるようにしてください。
なお巻爪と陥入爪の違いについての解釈は諸説あります。
巻き爪と陥入爪の症状の違い
巻き爪とは、爪全体が内側に強く湾曲してしまう症状のことです。
爪全体がロール状に変形していくことにより、重症化すると爪切りで切ることが困難になります。
爪が皮膚に刺さったり歩きにくくなったりするので、早期に治療を受けることが大切です。
対して陥入爪とは、爪の一部が内側に湾曲してしまう症状です。
爪が皮膚に沈み込んでいる状態を陥入爪といいます。
巻き爪とは異なり爪全体が内側に湾曲することがないため、爪がロール状になることはありません。
しかし、爪の先端部分が湾曲することが多く、巻き爪と同じように爪が皮膚に刺さってしまいます。
その結果、感染症を引き起こすこともあるので、陥入爪も早期に治療を受けるようにしましょう。
巻き爪と陥入爪の原因の違い
巻き爪と陥入爪の原因の違いは同じと考えても問題ないでしょう。
どちらも以下のように、爪への衝撃や負荷をかけることで発症すると考えられているためです。
・足に負担がかかるような靴を履く
・サイズが合わない靴を履く
・足に負担がかかるような動きを行う
・深爪をするまで爪切りで切る
上記のような行動をすることで爪に正常ではない負荷が加わり、爪が湾曲してしまいます。
巻き爪や陥入爪にならないためには、靴選びを慎重に行ったり、正しい爪の切り方を覚えたりすることが重要です。
特に爪が薄くて柔らかい体質の人や、足の形が歪んでいるような人は、巻き爪や陥入爪になりやすいといわれています。
そういう体質である人は、インソールを使ったり、ハイヒールのような足に負担がかかるような靴を履く回数を減らしたりして、巻き爪や陥入爪対策をするようにしましょう。
巻き爪と陥入爪の治療法
巻き爪と陥入爪の治療法は、ほとんど同じような方法で行われます。
一般的な治療法は、以下通りです。
・手術(フェノール法)
・矯正(ワイヤー法)
矯正ではワイヤーのような器具を使って徐々に爪の形を正常に戻していくため、強い痛みは生じません。
日常生活への影響もほとんどないので、治療を受けつつ学校や仕事をすることができます。
しかし、完治までに半年ほどの時間が必要です。
また、ワイヤーを外したら再び巻き爪が再発する恐れがあるというデメリットもあります。
対して手術では麻酔を使って爪を切り、爪が巻かれてしまう部分の爪母をフェノール液で焼いてしまいます。
多くの場合は数十分ほどの手術で終わるため入院する必要がなく、1回の手術で巻き爪や陥入爪を改善することが可能です。
しかし、強い痛みがあったりお風呂に入れなかったりするデメリットもあるので、あなたが手術できる環境なのかをお医者さんと相談する必要があります。
巻き爪や陥入爪の症状が重症化した場合は手術を行うこともありますが、一般的には矯正を選択する人が多いです。
矯正の場合は症状が軽度であるほど早期改善できるので、爪に違和感がある場合は早めに病院に行くようにしましょう。
正しい爪の切り方とは?
深爪や爪の角の切りすぎは、巻き爪や陥入爪の原因のひとつです。
巻き爪や陥入爪にならないためにも、深爪をしない正しい爪の切り方を覚えましょう。
正しい爪の切り方とは、以下のことを意識して爪を切ることです。
・爪先と指先が同じ位置
・爪の角が指に埋もれない位置
以下でそれぞれの理由をお伝えするので、爪を切る次に機会からお試しください。
爪先と指先が同じ位置
まず意識したいことが、爪先と指先が同じ位置にそろえることです。
爪先が指先よりも短かったら、深爪であるといえるので注意してください。
爪先が指先よりも短いと歩いたときに指先の肉が盛り上がってしまうため、歩くたびに爪を変形させるような力が加わってしまいます。
真下以外からの方向から負荷を受けると爪は湾曲してしまうので、深爪が習慣化すると爪がどんどん湾曲していき巻き爪や陥入爪になってしまうのです。
爪の白い部分が残ってもよいので、かならず爪先と指先が同じ位置になるようにしてください。
爪の角が指に埋もれない位置
爪の角が指に埋もれる位置だと、爪が湾曲したり、鋭利になった爪の角が指に刺さったりしてしまうため、爪の角は切りすぎてはいけません。
爪の角が指に埋もれない形である「スクエアオフ」になるように、爪を切るようにしてください。
スクエアオフの形に切るとき、爪切りで両端を切ると角を切りすぎてしまいやすいです。
爪をほぼ垂直に切ってから爪やすりで角を削ると、巻き爪や陥入爪になりにくいスクエアオフの形に整えられます。
爪に負担をかけて爪が割れるようなトラブルが起きないように、爪を切るときは切り味がよい爪切りを使ったり、お風呂上りに爪を切ったりするとよいでしょう。
まとめ
巻き爪と陥入爪の違いは、爪全体が内側に湾曲してしまうのか、爪の先端が内側に湾曲してしまうのかです。
どちらも重症化すると、歩くことが困難なほどの激痛が生じます。
場合によっては感染症になることもあるため、かならず病院で診察を受けてから治療をするようにしてください。
また、巻き爪と陥入爪の原因もほとんど同じです。
日頃から爪の切り方や靴の選び方などに気をつけて、巻き爪や陥入爪にならないための対策をするようにしましょう。
2018年5月に群馬県邑楽郡大泉町に美容室・ネイルサロンをオープンして以来、大泉町に限らず太田市、館林市、伊勢崎市、足利市、佐野市、熊谷市など遠方からのお客様も多数ご来店頂いております。
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