「ジェルネイルって聞いたことあるけれど、いったいどんなネイルなの？」
このようにジェルネイルについてはまだまだあまりよく知らないという方も多いかと思います。
ジェルネイルはその仕上がりの美しさともちの良さで、またたく間にネイルマニアの間に広がったネイル技術の一つです。
この記事ではジェルネイルのメリットやデメリット、施術の手順やサロンで施術した時の料金目安まで詳しく紹介します。ぜひ最後まで読んで、ジェルネイルに詳しくなってくださいね。
ジェルネイルとは
ジェルネイルとは、ジェルネイル専用剤を爪に塗り、光を当てて固める方式のネイル美容の方式です。
ジェルネイル溶剤は主に、合成樹脂と、光に反応して固まる性質がある光重合開始剤の2つからできています。１度施術すると長くきれいな状態が続くため、人気を集めているネイルアート方法です。
ジェルネイルと従来のマニキュアとの違い
ジェルネイルとマニキュアは、成分が違います。成分が異なるため、固め方や落とし方も変わってきます。
ジェルネイルの特徴
マニキュアと違ったジェルネイルの特徴は、以下の通りです。
・ジェルネイルを塗り、光を当てることで固める
・落とすときはジェルネイル専用のリムーバーが必要
・塗ってから3週間以上きれいな状態が続く
落とすのは少し大変ですが、長い間きれいな状態が続いたり、光沢感が美しいかったりするのが人気の理由です。
マニキュアの特徴
改めてマニキュアの特徴をあげると、以下の通りです。
・マニキュアを塗り、乾燥させることで固める
・落とすときはマニキュア用のリムーバーを使う
・塗ってから１週間～10日ほどで欠けたり、はがれたりしてくる
落とすのは簡単ですが、すぐにはがれてしまうのが難点ですね。
ジェルネイルのメリット、デメリット
ここからは、ジェルネイルのメリットとデメリットについて以下で詳しく解説します。
ジェルネイルのメリット
ジェルネイルのメリットについてご紹介します。
美しい光沢とツヤ
ジェルネイルは、固まって仕上がると、とても美しいツヤと光沢が出ます。マニキュアの場合は、塗りたてはきれいでも、時間の経過にともない、だんだんとツヤが失われて行きます。
しかしジェルネイルは時間がたってもツヤが失われず、長くキレイな状態が続きます。
爪が折れにくくなる
ジェルネイルをすることで、爪が補強されて、折れにくくなります。爪が薄い人や弱い人も、ジェルネイルなら爪を強化でき、ネイルのおしゃれが楽しめます。
はがれたり傷がついたりしにくく持ちがよい
ジェルネイルは、光で固めたあとは傷がつきにくく、長持ちします。
だいたい3週間程度はきれいな状態が続きます。正しい手順を守ってジェルネイルをしていれば、自然にはがれることはなく、オフするまで手間がかからず、キレイな爪を楽しめます。
ジェルネイルのデメリット
強い光沢が出て仕上がりがきれいなジェルネイルですが、デメリットもあります。ジェルネイルのデメリットについて解説します。
落としづらいこと
ジェルネイルは、一度固まると光沢が長く続き、傷もつきにくい優れものなのですが、その分落とすのに手間がかかります。
マニキュア用の除光液では落とせません。ジェルネイル専用リムーバーが必要です。リムーバーで爪を覆い、時間をおいてから除去するのですが、正しい手順で、専用の用品を使って充分に時間をかけて落とさないと大変なことになります。
爪へのダメージと変色
ジェルネイルは非常に密着度の高いネイルカラー方法のため、全く間をあけずにジェルネイルをし続けたり、きちんと落とさずに自己流でオフしたりすると、爪に深刻なダメージをもたらします。
たとえば「緑膿菌」という細菌に侵され、爪が緑色に変色することがあります。
細菌感染の原因は、爪の表面がはがれたり、爪と皮膚との間にすき間ができたりといった爪へのダメージによるものです。間違った方法でジェルネイルをオフするとこういった状態となることがあります。
落とすときはきちんと落とし、正しいケアさえしていれば、ジェルネイルは全く怖いものではありません。注意事項を守ってぜひジェルネイルを楽しんで欲しいです。さて、ツヤが長く続くジェルネイルには種類があります。
ジェルネイルの種類
ジェルネイルの種類と特徴について解説します。どの種類が自分に向いているか参考にしてください。
ハードジェル
硬さのある強いジェルネイルです。爪の長さを増やして、長い爪を楽しみたい時に使われます。落とすときはジェルネイル表面を削る必要があり、落としづらく、手間がかかりますが、長さを出したい時にはおすすめのジェルネイルです。
ソフトジェル
ジェルネイルの中でも柔軟性の高い種類です。落とす時に、表面を削る必要がなく、溶剤だけで落とすことができます。爪が弱い人の補強にも使えます。「ソークオフジェル」と呼ばれることもある、サロンで人気の高い種類のジェルネイルです。
ジェルネイルのやり方
ジェルネイルのやり方をご紹介します。今回は、サロンでジェルネイルをする場合の方法で、人気の高いソフトジェルの施術手順をご紹介します。
サロンでのジェルネイル施術の流れ
１．甘皮を除去し、爪の長さや形を整えます
２．爪の表面を少し削って整えます
３．ベースのジェルネイルを塗ります
４．UVライトを照射して固めます
５．カラーのジェルネイルを塗ります
６．UVライトを照射して固めます
７．ストーンやラメなどの装飾を加えます
８．トップコーティング用のジェルを塗ります
９．UVライトを照射して固めます
１０．固まっていない未硬化ジェルをジェルリムーバーでふきとります
１１．完成
ポイントは、ジェル溶剤を塗るたびにUVライトを照射して固めることです。施術時間は、だいたい２～３時間程度みておけばよいでしょう。
ジェルネイルをした爪のケア方法
ジェルネイルをした爪は、キレイな状態が続きはがれにくいのでいつまでもつけていたくなりますが、爪の健康のために長くても３週間程度でオフするようにしましょう。
ジェルをした後、爪が伸びてきたときは爪切りではなく、ネイルファイルで削って整えるようにしましょう。爪切りを使うと爪先に衝撃を与えてしまいます。
ジェルネイルのオフは、専用の溶剤を使い、爪を一本ずつアルミホイルで覆って時間を置き、充分にジェルに浸透させて取り除くという、手間のかかる方法で行います。
自分で落とすための専用ケア用品を持っておらず、やり方もよくわからない方は、ジェルネイルのオフもサロンにおまかせするほうがよいです。中途半端で間違った落とし方をすると、細菌感染などトラブルを招きかねません。
ジェルを落とした後は、オイルやクリームを塗って、爪や周りの皮膚を保湿ケアすることも大事です。
ジェルネイル費用
ジェルネイル料金の相場は、装飾なしのカラーのみの場合で4,000円から8,000円程度です。天然石やラインストーンを使用するなど、オリジナルな凝ったデザインを希望した場合は追加で費用がかかります。
まとめ
ジェルネイルのメリット・デメリットに加えてサロンでの施術の流れや費用の目安まで詳しくご紹介しました。
ジェルネイルはいったん完成すると、約３週間程度放置してもツヤツヤのきれいな状態が長持ちするので、忙しい現代女性におすすめです。
まだ経験したことのない方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。シンプルなジェルネイルであればリーズナブルな料金で楽しめるサロンもあります。
2018年5月に群馬県邑楽郡大泉町に美容室・ネイルサロンをオープンして以来、大泉町に限らず太田市、館林市、伊勢崎市、足利市、佐野市、熊谷市など遠方からのお客様も多数ご来店頂いております。
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