「正しい足の爪の切り方、わかってる?足の爪の役割から徹底解説します」

足の爪の役割をご存知ですか?

足の爪は、人体にとって非常に重要で、なくてはならない役割を持っています。

もしも足に爪がなかったら大変なことになります。

果たしてどんなことなってしまうのでしょうか。

今回は足爪の役割から正しい爪の切り方、間違ったやり方で巻き起こる爪のトラブルやその予防法まで丁寧に解説しました。足の爪の状態が気になる方は最後まで読んで足爪のケアに役立ててください。

 

足の爪の役割

足の爪が持っている機能や役割について詳しく解説します。

 

指先を守り補強する

爪は指の表面にくっついており、つかむ、さわる、感じるなど、人間にとって大事な動作や感覚をサポートしています。

指には筋肉を支える骨が途中までしかなく、先端には骨がありません。しかし指の先端には爪があります。爪は皮膚よりも固く、しっかりと指の表面を覆っています。

このため、先端に骨がなくやわらかい皮膚を持った指も、衝撃から守られているのです。

 

歩行時のバランスをサポート

人は歩く時、交互に足を前に出します。人が歩けば、片足だけが地面に触れていて、重心が偏る不安定な状態が必ず発生します。バランスを崩しそうになるこの瞬間に、着地している足でしっかりと地面をつかんで踏ん張るために、爪は必要不可欠です。

歩くということは、片足の爪先で地面を蹴り、その反発力で前に押し出されて先へ進み、宙に浮いていた反対の足が着地し、と同時にまた地面を蹴り出して前に進むという行為の連続です。この連続運動作に爪が大きく役立っています。

足を上げたり前に出したりするためには、地面を足でぐっと押しこみ蹴り出す必要があります。この動作をする際、爪が地面からの反発力を受け止め、蹴り出す瞬発力に変えるサポートをしています。

 

爪がないとどうなる?

もしも何らかの原因で足に爪がなくなった場合は、足に力が入らず、歩くこともままならないことでしょう。爪がなければ、歩く時に地面から受ける衝撃を受け止めて耐える、固くしっかりしたものがなくなってしまうからです。

特に足に負荷がかかる歩き出しの瞬間や着地の瞬間、爪が威力を発揮します。階段や坂道を下る時思い通りに止まれるのも、足の指に爪があり、指先に力をこめることができるからです。

爪がないと、足で地面を踏みしめて歩くことは難しくなります。

 

足の爪の正しい切り方

大切に守りたい足の爪の切り方について解説します。足の爪をワンアクションで切ってはいけません。爪に大きな衝撃が伝わり、割れてしまうことがあるからです。1本の爪に対し、5回くらいに分けて、少しずつ小刻みに切っていくようにしましょう。

 

正しい足の爪の長さ

足の爪の長さは長すぎても短すぎてもいけません。指の長さプラス1mm程度がベストです。指を真上から見て、指の肉が見えない程度の長さがよいでしょう。短く切りすぎると深爪になって痛みを感じることがあります。巻爪の原因にもなりますので、避けましょう。

 

正しい足の爪の形

爪の形の整え方には、以下の2種類があります。足の爪の場合は、先端が平らな直線の、スクエアオフ型がおすすめです。先端をまっすぐになるよう切りそろえ、両端は丸く切り込まず、四角いままにしましょう。

爪の両端は、切りっぱなしでは切り口が鋭くとがっているので、爪切りではなくやすりを使ってなめらかに角をとって整えると良いです。

 

【爪の切り方の種類】

・ラウンドカット
(先端に丸みをつけた形。長めの手の爪におすすめ)

・スクエアオフ
(先端がまっすぐな四角に近い形。足の爪、短めの手の爪におすすめ)

 

こわい!爪の切り方が間違っていると起きる爪トラブル

間違った爪の切り方を続けていると、恐ろしい爪トラブルが発生する場合があります。

 

巻爪・陥入爪

爪に強いカーブがつき、両端が内側に巻き込むような形になることを巻爪といいます。巻爪がひどくなり、皮膚に食い込むような状態になると、陥入爪と言う病名がつき治療が必要になることもあります。

爪を短く切りすぎたり、丸くしたり、爪の両端を短く切り込み過ぎたりすることが巻爪の原因になるとも言われているので注意しましょう。

 

巻爪・陥入爪の予防や改善に役立つこと

巻爪、陥入爪の予防や改善のために、いくつかの方法があります。

 

きつい靴、サイズの合っていない靴を履かないこと

小さすぎる靴、足の形に合っていない靴は、指先を締め付け、爪を変形させてしまいます。

また大きすぎる靴も問題です。大きすぎると靴の中で足が移動し、前方に押し付けられることが多くなります。つま先に余計な力がかかり、長く続くと足や爪の形に悪い影響を及ぼします。自分の足の形・長さに合った靴を履くようにしましょう。

 

正しい歩き方でよく歩くこと

爪にはもともと巻いていこうとする性質があるのですが、指先で地面を押し付けて歩くことで地面からの反発力が加わり、巻きが緩和されるという作用が働きます。指を浮かせることなく、しっかりと地面をつかむようにして歩きましょう。

 

爪を正しい長さ、正しい形に整えること

長すぎる爪は、歩きづらく、指先に力をこめにくくなります。短すぎる爪も、歩くと皮膚に余計な痛みと力を加えます。爪を正しい長さと形に整えることが、巻爪、陥入爪の予防と改善につながります。

 

足の爪のケアにあると助かるアイテム

足爪を正しくケアするために、あると助かる専用アイテムをご紹介します。

 

足爪専用爪切り

足の爪は手の爪よりも大きくて固いので、足爪専用の爪切りを使うのがおすすめです。足爪専用は少し大型でしっかりした作りになっており、厚みがあって固くて切りにくい足の爪も楽に切ることができます。

ネイルファイル(やすり)

爪を切ったあとの切り口はそのままにしておくのではなく、ネイルファイルでなめらかに整えましょう。スクエアカットした後の爪の両サイドは鋭くとがっていて、このままだと皮膚にささる危険があります。ネイルファイルがあれば、優しくけずって角を落とせるので、安全です。

保湿オイル

爪に充分に栄養と水分があるとやわらかくなって形を整えやすくなります。風呂上がりなどに毎日定期的にオイルを塗って保湿することをおすすめします。

 

まとめ

足の爪の役割と、正しい爪の切り方、ケア方法まで詳しく紹介しました。

足の爪は、体の全体重を支える足を、さらに支える大事な役割を持っています。人間が自由に歩いて、どこへでも移動できるのは、小さな足の爪が地面に対して踏ん張って、正しく力が伝わるようサポートしてくれているからです。正しい切り方、正しい整え方を知って、いつまでも足の爪を大切に保って行きましょう。

 

 

 

 

 

 


2018年5月に群馬県邑楽郡大泉町に美容室・ネイルサロンをオープンして以来、大泉町に限らず太田市、館林市、伊勢崎市、足利市、佐野市、熊谷市など遠方からのお客様も多数ご来店頂いております。

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心よりお待ちしてます。

 

 

 

 

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田中祐樹 美容師

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