あなたは、サロン用のシャンプーと市販用のシャンプー違いをご存知でしょうか。
大体の方は価格の安さやイメージで、後者の市販のシャンプーを使っていることでしょう。
しかし、毎日使うシャンプーだからこそ、両者の違いを知ったうえで自分に合うものを選んだほうがいいですよね。
こちらの記事は、サロン用シャンプーと市販シャンプーの違いや、メリット・デメリットについてお伝えします。
サロン用シャンプーって市販と何が違うの?
サロン用シャンプーと市販シャンプーの違いやそれぞれの特徴について、説明していきます。
高価だけど、髪に優しいサロン用シャンプー
サロン用のシャンプー使う上でのメリットは、「髪に優しい成分でつくられている」ということです。
カラーやパーマの持ちがよくなったり、ダメージを抑制したりする効果が期待できます。
使ったあとすぐの瞬発的な洗い心地のよさというよりも、長期的に見て髪のダメージの進行を防ぐ働きをしてくれるのです。
pHコントロール、褪色防止、アミノ酸やタンパク質の補給効果など、カラーやパーマをきれいに保つための成分も豊富です。
安価で使ってすぐに効果を感じられる市販シャンプー
市販シャンプーの特徴は、「使ってすぐに効果を感じられる」ということです。
市販シャンプーで洗うと泡立ちもクリーミーなので、頭皮の深部までよく洗った気分になります。仕上がりもサラサラな指通りになり、香りも良いものが多いです。使ってすぐに「このシャンプーに変えてよかった」と思えるように作られているのです。
しかし、泡立ちをよくするための成分には、髪によくないものもあるので、「髪へのダメージ」を考えるとやはりサロンシャンプーに軍配があがります。
また、市販シャンプーはCMでは有名な芸能人が宣伝していたり、パッケージが可愛い物があったりと、つい手にとりたくなる工夫がされています。その宣伝効果や、サロンシャンプーに比べると安価なため、多くの人が市販シャンプーを使っているのです。
サロンシャンプーと市販シャンプーは、洗い心地・価格・髪へのダメージに違いがあります。あなたが優先したいことから、選んでみてください。
購入できる場所が限られる
市販シャンプーはドラッグストアや量販店など、どこでも購入できます。
必要なときに気軽に購入できますが、自分の感覚で商品を選ばなければいけません。
対してサロン用シャンプーは、購入場所は美容室がメインなので、購入できる場所が限られています。
しかし、髪の悩みを美容師に直接相談できて合うシャンプーを提案してくれるのはよい点でしょう。
市販シャンプーで怖い合成界面活性剤
市販シャンプーの主成分は、水と界面活性剤で出来ています。
先ほど市販のシャンプーは泡立ちがよく洗浄力があると述べましたが、これは合成界面活性剤という物質が作用しているからなのです。
合成界面活性剤とは、石油由来の人工的に作られた成分で、シャンプーや化粧品、洗剤によく使用されています。
市販シャンプーに最も多いのは、合成界面活性剤の「高級アルコール系」という洗浄成分で、市販シャンプーの約8割を占めています。(別名で石油系シャンプーと言われることも)
市販のシャンプーを高級アルコールだと認識するためには、裏表記の成分を見ましょう。
高級アルコール系成分含まれているものには、以下の成分が書かれています。
「ラウリル~」
「ラウレス~」
「~硫酸~」
高級アルコール系シャンプーは、洗浄力が強いため、必要な皮脂を洗い流してまったり、すすぎが甘いと毛穴に詰まってしまったりして、かゆみやフケ、抜け毛などの頭皮トラブルの原因になりえます。
また合成界面活性剤は、本来皮膚に入らない、以下の物質を皮膚に入りやすくする効果があるともいわれています。
・アレルギー
・発がん性物質や
・皮膚毒性
多くの方が使用しており問題がないことが多いのですが、高給アルコールシャンプーの危険性について、知っておくようにしましょう。
サロン用シャンプーに配合されているのは天然界面活性剤
サロン用シャンプーの成分は、自然界に存在する天然界面活性剤が含まれています。
人の髪や皮膚に近いアミノ酸系の弱酸性の成分が含まれているので、髪や頭皮に負担をかけず、低刺激で優しい洗い上がりになるのが特徴です。
アミノ酸系シャンプーと認識するには、裏表記の成分を確認しましょう。以下のものは、アミノ酸系シャンプーに該当します。
「~グルタミン酸~」
「~グリシン~」
「~アラニン~」
また、ヤシ油由来の以下の成分も、自然由来で低刺激です。
「ココイル~」
「コカミド~」
サロン用シャンプーは、市販シャンプーより過度に泡立たないので、人によっては物足りなさを感じるかもしれません。
しかし、サロン用シャンプーを継続して使うことにより、効果を実感している方もいらっしゃいます。
・抜け毛が減った
・カラーやパーマの持ちが良くなった
・髪がまとまりやすくなった
サロン用シャンプーは高価ではありますが、長期的な髪へのダメージを考えるとメリットはたくさんあります。
サロン用シャンプーは値段が高く選びにくい
サロン用のシャンプーが、天然由来の成分が入っていて髪に良いということをお伝えしました。
そうは言っても、サロン用シャンプーは市販シャンプーより値段が高いというイメージですよね。人工的な成分とは違い、貴重な天然成分が入っているので、価格が市販シャンプーより少しお高めになってしまいます。
その分、使えば使うほど髪の悩みを改善する効果が望めるので、長い目で見れば未来の投資ともいえます。
髪に良質な成分が入っているので、高い値段になることも納得できるでしょう。
もちろん、価値観は人それぞれ違いますし、市販シャンプーが合うという方もいれば、合わないという方もいらっしゃいます。
もし、市販シャンプーが合わなくて髪に深刻な悩みをお持ちなら、サロンシャンプーを一度試してみてはいかがでしょうか。
また最近では、市販シャンプーでもサロン用シャンプーと類似した商品が登場しています。
つい、パッケージや宣伝で品質的に良いものだと錯覚してしまいますが注意しましょう。
迷った場合は、シャンプー裏の成分表記を確認すると一目瞭然です。水の次に表記されているのがメインの洗浄成分ですので、覚えておくと損はありません。
まとめ
サロン用と市販シャンプーの違いや、メリット・デメリットをお伝えしました。
決して市販シャンプーを否定しているわけではありませんが、毎日使うシャンプーだからこそ、良質なものを選んでいただきたいのです。
市販シャンプーは不特定多数の方向けに作られているのに対し、サロン用シャンプーは使う人の悩みに特化したシャンプーを提供できます。
サロン用シャンプーを選ぶ際は、美容室に直接相談してみれば、あなたに合ったシャンプーを提案してくれるのでおすすめです。
こちらの記事を読んでいただいた方の、シャンプー選びを改めて考えるきっかけになればと思います。
2018年5月に群馬県邑楽郡大泉町に美容室・ネイルサロンをオープンして以来、大泉町に限らず太田市、館林市、伊勢崎市、足利市、佐野市、熊谷市など遠方からのお客様も多数ご来店頂いております。
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